2014年10月24日

10月18日(土)17:00~19:00 日立目白クラブに於いて、貝塚先生の思い出を語る会が開かれました。
9月半ばより準備を始め、一ヶ月弱という短い期間でのお知らせではありましたが、故貝塚先生を慕う50人余りのご参加をいただき、大いに語り合うことができました。

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会長(新16 久保淑子)のはじめの挨拶では、故貝塚先生が毎年卒業生を送り出す際の餞の言葉をご紹介いただきました。

「君たちは、社会に出ると君たちが思う以上に日本女子大学の評価が高いことがわかるだろう。大学が素晴らしいということは建物が素晴らしいということではなく、また教員が素晴らしいということでもない。卒業生が素晴らしいということなのです。そして、今日から君たちは卒業生です。」

と、懐かしい言葉に気持ちが引き締まる思いでした。
続いて、貝塚先生の奥様*とご長男*にもご挨拶いただきました。
美しい白髪をたくわえ、凛とした印象の奥様でした。

生前、貝塚先生が女子大学での教員生活をおおいに楽しんでおられたとのお話しでした。
奥様は、献杯後の食事の折りも、卒業生たちがひっきりなしに先生への感謝のお気持ちを伝えに来ておりましたが、終始にこやかにご対応くださり、逆に慰められてしまった方もいたのではないでしょうか。
この会にご出席いただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。  

献杯のご挨拶は峰村先生です。
「貝塚先生は48歳の時に女子大学に赴任され、当時私は32歳で、久保先生と大枝先生が34歳、 …○○歳、……」 と意表をつく展開の挨拶で、会場は一気に和やかになり、貝塚先生が今後の理Ⅰ数学を発展させるために研究室を束ね、心を尽くしてくださったことをお話ししてくださいました。  

食事の合間には、同窓生から思い出話をご披露いただきました。   
会場の上手に、丸テーブルを配し、その上に貝塚先生のお写真を置き、先生が好まれたワインを供し、脇には白い清楚な花が飾られました。
その隣のテーブルには在職20年間の思い出の写真の数々が展示され、多くの方が懐かしい記憶を呼び戻されたことでしょう。

ご出席いただいた先生方は、富山先生、藤﨑先生、大枝先生、岩崎先生、峰村先生、栗原先生、河添先生です。
また、会場の目白クラブは、貝塚先生が同僚とともに食事にいらしていたとのことでぜひここに集いたいと考え、日立に勤務している卒業生にご協力いただきました。
そして、すべての貝塚ゼミ生へ連絡をしたいという思いから貝塚ゼミ一期生が、メール、電話、郵送など奮闘してくださいました。
この会にご協力いただいたすべての方に役員一同心より感謝申し上げます。 多くの卒業生、同僚に慕われた貝塚先生の思い出を語る会が無事に行えましたことをここにご報告いたします。 
[文責  相澤] 
*個人情報につき、苗字のみの表記としております。




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